日蓮宗八本山のひとつ立本寺(りゅうほんじ)。その境内にある300年前に建築された祖師堂を宿泊施設として再生させました。
外観を活かしながらエントランスをリフォーム
祖師堂の外観を修繕し再利用。宿泊施設としての快適さやセキリュティーを確保するために、エントランス部分から内部をリフォームしています。
瞑想室を中心に据えたエントランス
エントランス部分には中央に瞑想室を配置。心落ち着く空間として利用できるようになっています。このエントランスから玄武、青龍、朱雀、白虎という四神の名を冠した宿泊室へとつながります。
和の空間でくつろげる室内
扉を開けると電子レンジや電気ケトル、冷蔵庫を設置した居間になっています。大きなスーツケースも広げられるスペースも確保し、長期滞在も考慮に入れた設計にしています。寝室にはローベットを配置し、サニタリーのスペースもしっかり確保。和の空間でありながら、外国からのお客様でも快適に過ごせる空間を作り上げています。
柱も魅せるデザインに
300年間、祖師堂を支え続けた柱を丁寧に加工。隠すのではなく、あえて見えるようにすることで、建物の歴史を感じられるようにデザインしています。
古い建築物の再価値化
Earlyartでは町屋や古民家などを宿泊施設や店舗にリニューアルする再生事業に取り組んでいます。個別の物件の状況や利用目的に合った建築デザインをご提案できるようにしておりますので、お手持ちの物件の再価値化をお考えの方は、お気軽にご相談ください。