Early Art

京都の建築・設計デザイン会社

【建築事例】moda acca

約100坪もある町家をヘアサロン&エステに改装した「moda acca」。Earlyartが持つ町家再生の知見を活かし、心が安らぐ町家ならではの良さを残しながら、使いやすく過ごしやすい隠れ家的な店舗を目指しました。

古い外観を活かした建築デザイン


一見、昔ながらの外観をそのまま利用しているように見えますが、新しい素材等をビンテージ加工して違和感なく取り入れ、町家の雰囲気を壊さないようにしています。入り口には暖簾を設置し、くぐった先にある空間に対するお客様の期待感を高めています。

町家の風情を活かした玄関

壁面や敷石などは、元から使われていた素材を修繕して使用。随所に間接照明を取り入れることで、町家の風情を活かしながら足元が見やすくなるようにしています。玄関部分は陽の光を取り入れられる町家らしい吹き抜けを再利用。その先にある受付も吹き抜けにすることで、町家の圧迫感を無くし、一体感が生まれるデザインにしています。



開放的で落ち着くヘアサロン

受付を抜けた先にあるのが、ヘアサロンです。中庭まで見通せる通路の左右にセットチェアを配置。町家の奥行きを利用した建築デザインで、開放的な空間を作り上げました。照明には町家に合う暖色系を使用していますが、セットチェア上部には昼光色に調整できるLED照明を配置。カラーリング作業等にも対応できるようにしています。また床面にはヘッドスパ用器材の接続部分を埋め込み、エアコン等も目立たないよう配置するなど、町家の雰囲気を保ちながら、作業しやすく、快適に過ごせるように設計しています。

エアコンの室外機を感じさせない中庭

中庭は落ち着いた日本庭園に。離れの部分はサニタリースペースにしています。壁面にはエアコンの室外機を配置。庭の一部として機能するように竹の柵で覆っています。障子を開けると眼下に庭を眺められるお部屋もあり、町家らしさを様々なカタチで楽しめるようにしています。

安らげるエステルーム

1階とは対照的に2階には小分けにしたエステルームを設置。プライバシーに配慮しながらも町家の雰囲気を活かしたリラックス空間を作り上げました。

2階にヘアサロンスペースを拡充

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1階のヘアサロンが好評なため、2階にもヘアサロンスペースを拡充しました。

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デザインは1階と統一感を持たせ、奥行きを活かした設計を行っています。

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窓際からは中庭が見られるようになっています。。

町家を活かす新旧木材の利用

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元々の町家素材を利用しつつ、破損したり強度が足りない部分には、新しい木材を使用。伝統的な日本家屋の建築技法を取り入れながら、町家を再生しています。

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「moda_acca」Hairbook

moda_accaに関する詳しい情報はこちらからご覧ください。

町屋や古民家の再生も

Earlyartでは町屋や古民家を修繕・リフォームして、現代でも店舗や住居として快適に使えるようにする事業を行なっています。町屋や古民家の再価値化をお考えの方は、お気軽にご相談ください。


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